京都も梅雨入りしましたが、梅雨入り寸前に藤森神社へ自転車で行ってきました。
紫陽花と言えば藤森神社、とは聞いてたけど、実は私行ったことない・・・
ジメジメMAXの京都の梅雨は苦手ですが、紫陽花は見たい、ということで同じく初めての夫と行くことに。
が、私の愛車八橋号(KCTPのシティサイクルハイクラス8段変速)では、ビュンビュン飛ばす夫のビアンキに到底追いつけないので、夫にKCTPでレンタサイクルしてもらいました。
KCTPにはたくさんサイクルターミナルがあります(市内7か所、7月中には8か所になる予定!)
そんな中、藤森神社や伏見稲荷や東福寺といった南方向へは京都駅八条口サイクルターミナルが一番便利。
直営店なので全車種そろっているし、凄腕メカニックのたくやさんは(たいてい)いるし、頼もしいですよ。
夫はビアンキのブレーキもついでに替えてもらって、シティサイクルのフィッティングもお願いしてました。
そして、いざ藤森神社へ。
たくやさんに教えてもらった乗り方で、シフトチェンジしながら。
ゆっくり走って25分くらいで到着!
駐輪場は特に専用スペースはないですが、境内の駐車場の合間の邪魔にならないところに停めれば問題なさそうです。
新緑に囲まれた鳥居をくぐると、まず目に飛び込んできたのはお馬さん!
藤森神社公式ホームページの宮司さんの説明によると・・・
「藤森祭に奉納される駈馬神事が馬の神事であることから馬の神として信仰され、
馬主、騎手、競馬ファンの祭典が毎年行われて多くの人々の参拝がある。」だそうです。
さすが、馬を愛する人たちがお参りするだけあり、お馬さんにはリアルニンジンがお供えされてました。
好物もらえてよかったね。
さて紫陽花は、というと有料(300円)の2か所にわかれてる「紫陽花苑」内で楽しめます。あ、コロナで午後4時までに短縮されてる、ご注意ください!
いろんな種類、色とりどりの紫陽花たち。見ごろは6月中旬らしく、すこし早かったけど、人も少なく思う存分見て、写真や動画撮って楽しめました。
紫陽花たちをバックに、着物姿の女性お2人が~勝手に撮影会~と言ってはんなりはしゃいでらっしゃいましたので、私も初のインスタライブしてはしゃいでみました。
「インスタグラマーの方ですか?」と言われたので「全然違います汗」と言って逃げました・・・
ひとつめの「紫陽花苑」で時間使いすぎて、ふたつめはちょっぴりだけ。
びっくりしたのは、境内に水汲み場があったこと。
「不二の水」という「2つとないおいしい水」という意味の地下水だそうです。
宇治ナンバーのバイクにポリタン2つ積んで汲みにきてる方、散歩中のわんちゃんのために並んでる女性など、いっぱいいました。
宇治の方に聞くと「おいしいから」ということで、私たちもならんで飲んでみたら、確かに、お水の透き通るようなすっきりさを感じました。
藤森神社の藤森祭(5/5)は菖蒲の節句発祥の祭だそうで、武者人形には藤森の神が宿るとされているとか。
菖蒲⇒尚武⇒勝負ということで、勝運を呼ぶ神様が祀られていて
さらにさらに
日本最初の学者である舎人親王を御祭神としてお祀りしていることから、学問の神様もいらっしゃる。もりだくさんです。
本殿では、この大変な状況に打ち勝てますように・・・とお祈りしました。
苔むした屋根が300余年の時の長さも感じさせます。
そして、帰りは神社の西側の通りをまっすぐ帰路へ、ガラガラの伏見稲荷を横目に、ひたすら北上。
途中左へ曲がって鴨川沿いを走り、塩小路橋まで来て琵琶湖疎水の水路出口の水量に驚きました。
八条口サイクルターミナルをおもわず通り過ぎてしまったので、ちょっとひとやすみすることにしました。
気になっていた「るてん商店街」へ立ち寄り、おいしいアイスコーヒーとアップルケーキをいただきました。
サイクリング後のおいしいしめくくり、必須ですよね。
午後の3時間くらいのサイクリングでしたが、藤森神社のもりだくさんの魅力のおかげで充実しました。
初レンタサイクルの感想を夫に聞くと「ライディングポジションがよかったから、ゆっくりならずっと走れそう」とのことでした。
スローペースだから見えてくる風景、梅雨の楽しみ方、みなさんもぜひ自転車で探しにいってみてください!