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京都と自転車のブログ

京都タワー下暗し〜京都駅からすぐのオアシス〜

灯台下暗し🗼あまりに身近にあると見えないものです、大切なものや素敵なもの。

京都駅に降り立ったら「京都」を感じさせてくれる京都タワー。その周りも以外と見落としがちなものです。京都旅の始まり、帰路に就くまえ、もちろん滞在中も。ゆったりとした時の流れを感じてみませんか?

印月池より見える京都タワー

今回ご案内するのは、東本願寺の飛地境内地(境内から少し離れたところにある別の敷地、ここでは別邸の意味)の渉成園(しょうせいえん)です。「東本願寺13代 宣如上人が3代将軍徳川家光よりこの地を寄進され、隠居した後の自らの隠居所として〜」と渉成園の歴史を語る前に、感じてください!!この広々とした空間(°▽°)

一番大きな池、印月地を別方向より。

どちらも敷地内の南東部に広がる印月池(いんげつち)を別方向から撮影したものですが、全然写真に収まりません!池の真ん中にある中島へ渡る橋からの写真がこちら。シャッターを切る瞬間にカラスが通り過ぎた奇跡の1枚です笑。

中島へ渡る橋上から。

京都といえど、街中(大通り周辺)はどうしても空を見上げれば電線、車の波音が忙しく耳元を駆け抜けます。それらと隔絶された異世界。「池泉回遊式庭園」と言われる、池の周りを歩きながらその美しさを五感で感じるスタイルの庭園。とにかく気持ちいいです(´∀`)

入園時にいただけるパンフレット

興奮のあまり、いきなりハイライトの印月池周りのお話をしてしました。。。さて、渉成園のすごさはそれだけではありません。

入園時に頂けるのが上記のガイドブック(ページ総数26P)。寺社・仏閣でよく見かける三つ折りタイプのリーフレットとは桁違いのヴォリュームです。広々とした園内のおすすめルートや各所の分かりやすい説明が、たくさんの写真とともに掲載されています。「お庭のことはよくわからない」「建物の名前や意味を知らない」などなど。心配ご無用!このパンフレットが全力サポートしてくれます。

一番最初の見所、臨池亭

上の写真(左側建物)は園内北西側に位置する臨池亭(りんちてい)。縁側ニスト(縁側をこよなく愛する者<自称>)である僕の心をグッと掴む美しいフォルム。陸地よりせり出した縁側を支える柱と礎石たちが、建物全体がまるで池に浮いているような演出してくれています。

園内西部にある園林堂(おんりんどう)より。

園内西側にある園林堂(おんりんどう)より。こういったシンプルな縁側もまた木のぬくもりを感じられて良いですね!

渉成園入り口より

ご案内する順番が完全に逆になってしまいましたが、こちらが入り口です笑。四方はすべて塀によって囲まれているため、まさか今まで見てきた景色が中に広がっているとは想像がつきません。それがまた粋ですね!

京都というのはふらりと入ったところに異世界が広がる場所がたくさんあります。今回は京都タワー周辺の異世界「渉成園」をご案内しました。また一緒に東・西本願寺をサイクリングで回るのが2〜3時間で京都を満喫できるおすすめコースです🚲京都にお越しの際は是非、ふらりと立ち寄ってみてください(^-^)

駐輪スペース

渉成園HP:https://www.higashihonganji.or.jp/shoseien/

KCTPより自転車で10分以内🚲入り口のところにある受付すぐ横に駐輪場&トイレ(上記写真)があります。先程紹介した東・西本願寺も京都タワー周辺サイクリングで10分圏内です(^o^)

語り手:かおる玉子