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京都・町なかの小さなオアシス「六角堂」

京都が都になる前から、ずっと町を見守っているお寺があります。烏丸六角を東に入ったところにある六角堂です。
最寄の四条堀川サイクルターミナルからは、東へ約7分で到着。

六角堂の山門

飛鳥時代に聖徳太子が創建したと伝わる、京都でも最も古いお寺のひとつです。
平安時代末期には、親鸞が比叡山延暦寺からここへ100日間通い詰め、浄土真宗を開くきっかけを得たといわれています。西国三十三所めぐりの18番札所でもあり、御朱印めぐりを楽しむ方にも人気のよう。
また、一帯は京都きってのビジネス街なので、昼休みにふらりと散歩に立ち寄るオフィスワーカーの姿も見られます。

六角堂の駐輪場

そして、ありがたいことに、町なかにもかかわらず駐輪場が設けられています。自転車は、山門から少し東に行ったところに停めてください。

六角堂の柳

六角形の本堂の前で、地面までだらりと枝を垂らすのは縁結びの柳。おみくじで2本の枝を結ぶと、思いが実るといわれています。いいですか2本です! 欲張って3本、4本を結ぶとややこしいことになります。

六角堂のへそ石

柳の下には、六角形の石。昔からここが京都の真ん中といわれ、その証としてへそ石が境内に残ります。

六角堂のはとみくじ

さきほどのおみくじは、このハトの置物にセットされて授与されます。いつ行ってもハトがのんびり境内をお散歩。人に慣れているので、一緒に遊べたりします。

六角堂のいけばなモニュメント

また、六角堂はいけばな発祥の地とされており、華道池坊の家元が代々、その住職を務められています。

六角堂の羅漢像

お地蔵さんに、お釈迦さまの弟子である十六羅漢像、一番手前の邪気までがキュートで癒されますよ!
六角堂は、本当に小さな小さなお寺で、くるりと回れば3分で終わってしまいます。だけど境内には、小さな見どころが盛りだくさん。

ブルーボトルコーヒー(六角東洞院)

お寺を後にし、そのまま東へ一筋行くと、目を引くのはブルーボトルコーヒーの大胆な看板。自転車さんぽのお供にぴったりのカフェです。

六角堂は早咲きの桜でも知られており、早い年なら3月の半ばから花を付けるので、あと1ヶ月と少しですね。待ち遠しいです。
それでは、いつかリアル京都でお会いしましょう!

Eriko