梅雨が明けて晴天続きの京都ですが、連日35度を超える「猛暑日」が続いている中、サイクリングにおいて心配なのが熱中症です。
そこで、京都サイクリングツアープロジェクトでは、真夏のサイクリングを少しでも安心安全に楽しんでいただくべく、熱中症予防のための対策をまとめてみました。
1. こまめな水分補給
のどが渇いてなくても、暑い日は体から常に大量の水分が失われていきます。おおむね30分に一度をめどに、水分補給(主に水、スポーツドリンク)と休憩を行いましょう。
2. 走行ルートの工夫
路地裏は日陰が多く、大通りより車も少ない(=車からの排熱が少ない)ので、夏場の走行にはおすすめです。また、鴨川遊歩道の走行もおすすめです。
3. 服装の工夫
常に汗をぬぐえるようにタオルを持参し、通気性や給水速乾性に優れた衣服を着用しましょう。また、熱を持ちやすい黒や濃い色の衣服は避けましょう。あと、帽子やサングラスの着用、日焼け止めの塗布も直射日光による疲労軽減に有効です。
4. 適切なマスクの着脱
厚生労働省では、マスクが熱中症リスクを高めるとの観点から、屋外にて人との距離が2m以上保てるようであればマスクを外すよう呼びかけています。自転車で走行する場合は人との距離の確保がより容易になることから、少しでも暑さや息苦しさを感じるようであれば、マスクを外して走りましょう。
それでは、くれぐれも無理だけはなさらないように、真夏のサイクリングを楽しんでください。
参照
環境省:
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/envman/3-1.pdf
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16924
厚生労働省:
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000798079.pdf
京都府:
https://www.pref.kyoto.jp/kentai/heat-stroke.html
雑誌「Bicycle Club」:
https://funq.jp/bicycle-club/article/616049/